「これ、まだ使えるかも。」
そんなひとことからはじまった、家具再生大作戦。
海士町のあちこちに眠っていた椅子や机、棚たちを集めて、
みんなで手を動かしながら、新しい姿に生まれ変わらせる一日を開きました。
捨てる前に、ちょっと見てみよう
今回の舞台は、海士町の公共スペース。
“使われなくなった家具”と聞くと、どこか寂しい響きがありますが、
よく見てみると、どれもまだまだ頑丈で、味のあるものばかり。
ペンキ跡や傷も、磨けばちゃんと光を取り戻します。
「壊れてるんじゃなくて、ちょっと疲れてるだけだね」と、
みんな笑いながら、木と向き合いました。

手を動かすと、心も動く
午前は家具の解体や下地づくり、
午後は色を塗ったり、布を張り替えたり。
工具を持つのが初めての人も、
気づけば夢中で手を動かしていました。
「ここにこの色を塗ったら、かわいいかも」
「この布、昔のカーテンなんだよ」
そんな小さな会話が、会場のあちこちから聞こえます。
DIYのワークショップ、というよりも、
“みんなで家具に寄り添う時間”になっていました。
[写真3:塗装中の様子|alt: 子どもがペンキを塗る様子]
生まれ変わった家具たち
日が暮れるころ、あちらこちらで「できた!」の声。
みんなで再生した家具を並べて、写真を撮りました。
- 色あせた木に、新しいオイルがしみこむ
- 割れた脚を直した椅子が、再び立つ
- 布を張り替えたスツールが、ちょっと誇らしげに並ぶ
見た目が変わっただけじゃなく、
それぞれの家具に**“手をかけた時間”という記憶**が宿りました。


「直す」ことの楽しさ
参加した人の中には、
「直すなんて難しいと思ってたけど、やってみたら楽しい!」
「家でも、また挑戦したい!」という声も。
壊れたら捨てる、ではなく、
“もう一度つかってみる”という選択肢を思い出す。
そんな体験が、島のあちこちに少しずつ広がっていくといいなと思います。

イベント概要
- イベント名:第1回 家具再生大作戦(リメイク家具づくり)
- 開催日:2024年(詳細は note 記事 をご覧ください)
- 場所:海士町内
- 主催:隠岐サーキュラーデザインラボ(CDL)
- 協力:地域住民・職人・ボランティアのみなさん
CDLより
ものを再生することは、まちを再生すること。
手を動かしながら、会話が生まれ、笑顔が生まれる。
そんな“循環のはじまり”を、これからも島のあちこちでつくっていきます。
