10月26日(日)、あまマーレ遊戯室にて、家庭から出る生ごみを“土の力”で自然に分解する「木枠コンポスト(キエーロ)」づくりワークショップを開催しました。
当日は、親子を含む8組のみなさんが参加し、手を動かしながら“自分の手でつくる循環”を体験しました。

🔁背景:海士町で考える「ごみのこれから」
海士町では現在、焼却炉の耐用年数が近づいており、次のごみ処理のあり方を町全体で考える時期を迎えています。新しい法律では、焼却炉を新設する際に「プラごみ分別」が必須となり、同時に「生ごみ削減」も重要なテーマです。
「暮らしの中で、無理なくできることから始めたい」
そんな思いから、今回、地域で手軽に導入できる「木枠コンポスト(キエーロ)」づくりを企画しました。
🪵そもそも木枠コンポスト(キエーロ)とは?
「キエーロ」は、生ごみを“土の力”で分解してくれるコンポストです。
名前の由来は、生ごみが「消える」から——。
作り方は、木の箱(木枠)に透明のふたをつけます。
そして、箱の中に土を入れるとキエーロに生ごみを入れる準備完了します。
生ごみを埋めると、土の中の微生物が分解してくれて、においもほとんど出ません。
ふたが太陽の光を通すので、箱の中があたたまり、分解がよりスムーズに進みます。
電気も、特別な設備もいりません。
庭や玄関先など、ちょっとしたスペースに置くだけで始められるコンポストです。
家庭から出る生ごみの3割ほどが、この小さな木枠の中で「土に還る」のです。
キエーロは、ごみを減らすだけでなく、「暮らしの中に循環をつくる」きっかけにもなります。
手を動かしながら、自然と人のつながりを感じられる——。
そんな、ちょっと楽しい“土の実験”です。

🔨 当日の様子:手を動かして学ぶ“つくる循環”
まずは隠岐サーキュラーデザインラボのメンバーから「海士町のごみ事情」についてのミニトーク。
「生ごみがごみ袋の約3割を占めている」「焼却コストの削減にもつながる」など、身近なデータに参加者のみなさんも真剣な表情で耳を傾けます。

その後はいよいよ、木枠コンポストの組み立て体験。
木枠コンポストに使う材料は、島に眠っていたり、役目を終えたものたちです。
電動ドライバーを片手に、親子で協力しながら木材を組み立てる姿も見られました。



最後には、設置の工夫や、日常的な使い方・管理のポイントも共有。
「廃食油を土にかけても大丈夫、むしろ土が元気になる」「〇〇は分解しやすい、〇〇は分解しにくい」など、実践的なアイデアもたくさん飛び交いました。

🌿これからも広がる「巡る未来」
今回のワークショップを通じて、アップサイクルの可能性や楽しさを体験していただきました。
木枠コンポストのように、海士町から新しい資源の循環を生み出していきたいと思っています。
今後も、親子や友達と気軽に楽しめるワークショップを企画予定ですので、ぜひお楽しみに!
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